淡路サービスエリア

本州から淡路島を結ぶ先にある淡路サービスエリアがとても印象に残っています。
こちらのサービスエリアには数年前に大学の研究発表の関係の移動中に訪れました。そのときはもう既に日は落ち、夜の9時近くでした。私はトイレと簡単な食事だけ済ませられればそれでいいかな、と思っていたのですが、引率の先生がここは夜景が美しいということで思った以上の時間を滞在することになりました。

旅行気分ではしゃぐ他のメンバーを尻目に、私の心は反対に沈んでいました。初めての公式の発表で恥をかかないだろうか。それ以前に、中身のあるのかないのか分からない研究内容をどうまとめて発表すればいいのか。時間いっぱいまで喋ることがもつだろうか。挙げていけばきりがないほど、ナーバスなことを考えていました。

ちょうどそのときは秋から冬に移行する時期であったため、空気が乾燥していたのでしょう。そのせいもあってか、上りのサービスエリアから眺める本州の明石や神戸の港の街並みがとても美しく見えました。ギンギンとした光でも、ほのかに光る明かりでもなく、色々な大きさのろうそくが無数にあるそんな幻想的な風景であったことが印象的でした。そこから淡路側を眺めると、明石海峡大橋がライトアップされ、暗闇の中でもちゃんと本州の陸地と今いる場所が繋がっているんだということを実感できました。
その美しい光景を見て、落ち込んでいたことも忘れ、私は夢中になって持っていた携帯のカメラで写真を撮りましたが、夜景を撮る性能が弱かったため自分の目で見たものとは全く違う写真ばかりが撮れました。だから、その光景は記録には残っていないけど記憶には残っている、そんな幻想的な光景として私の記憶に残っています。

それからしばらくして橋のライトアップが消え、お祭りが終わった後のような少し寂しい感じがしました。

淡路島サービスエリアには地元特産の玉ねぎや牛肉を使った名産料理も多く、私は淡路玉葱ラーメンを食べました。玉ねぎが薄くスライスされ、玉ねぎ特有の甘みがスープに溶け込み冷えた体によく染み込む味でした。

淡路サービスエリアを訪れる際は、是非夜に行ってみることをお勧めします。

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